昨年末から衣類に付けられる「取り扱い表示」は、世界共通の記号に改正されましたが、表示の意味が難しいという声も多いようです。

◎「手洗い」マークは40℃以下の水で手洗い

衣類についている取り扱い表示のタライに手が入っている記号が「手洗い」のマークです。意味は「液温は、40℃を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる」となっています。

ところで、「手洗い」というのどんな洗い方をいうのでしょうか?この表示の詳しい解説では「押し洗い、振り洗い又はつかみ洗いによる」とされています。とにかく優しく洗ってくださいねということです。

◎ゴシゴシと揉み洗いは禁止

衣類に強い力をかけずに洗うということですから、ゴシゴシと揉み洗いしてはいけないということになります。繊細な生地によっては、糸目がずれたり、回復できない変形が起きたりするからです。